CASE1     自作の内張りに挑戦


工具


2年前の納車時に張り替えた内張りですが、
日を追うごとに少しずつ歪んできて、
ついにクリップがポロポロと取れてしまった
見るも無残な姿です。


“troubles”/10/5/Thu

まずは内張りを外すことから。


ビニルは水分遮断のためなんだそうです。
知らずに以前自分で貼っていました。
ボディ側のドアシールラバー干渉部分に
防水テープを貼ってみました。
ベントウイングシールや
ウエザーストリップのへたりが激しく、
これが雨の進入の原因のひとつになっています。
ドアの下には自らあけた排水穴が開いています。


“troubles”/10/5/Thu

・防水テープ
・合成ゴム用ボンド

コルクボードからビニールレザーを剥がします。

コルクボードにもビニールレザーにも
雨水によるしみがくっきりと残っていました。
特に右下部分は、
写っていませんがボロボロで、クリップ穴も
ほとんど役に立つ状態ではありません。
歪んだコルクボードからビニールレザーを剥がし、
こべりついていたコルクの欠片も
きれいに取り除きます。

“troubles”/10/5/Thu


プラスチックボードに型をとり
クリップ穴とくり抜く部分に穴を開けました。

レザーを剥がしたコルクボードの型を
新しいボードにとります。
たまたまガレージにあったほぼ同じ厚みの
プラスチックボードです。
これなら歪みもいたみもありません。
穴を開けるのは多少根気のいる作業ですが
さほど難しくはありませんでした。
この後のこぎりで縁取りとくり抜き部分を切り取り
やすりをかけ、大体の形ができました。

“troubles”/10/13/Fri

・手回しドリル
・万能のこぎり
・棒やすり

はめ込むまでが大変でした!

まず最初に上部の穴にクリップをつけて
ボードをはめ込もうとしたんですが
まったくダメでした。
ボードとドアの形がずれていて
干渉する部分があったのが原因でした。
切っては合わせ、削っては合わせやっと形が合うと
見事ガチッとクリップがはまりました。
ひとつずつ位置を合わせながらさらにクリップを
はめていき、5個位になるとかなりボードは
固定されます。右はその写真です。
バタバタと音はしますがボードが落ちてしまうような
そういう心配はこの時点ではもうありません。


“troubles”/10/18/Wed

・万能のこぎり
・棒やすり
・ドアパネルクリップ
ボードにビニールレザーを貼り付けます。

ボードの穴を増やし、クリップの数を多くして
いよいよレザーを貼り付けます。
ストックのボードでは、
折り返したレザーをクリップに
挟み込んでいましたが、それは面倒なので
クリップの形にあわせて切ってしまいました。
接着は最初、両面ガムテープを使いましたが
うまく付かず
試しにゴム用のボンドを使ってみたところ
予想に反してしっかり付いてくれました。

“troubles”/10/24/Tue
・はさみ
・ゴム用ボンド
・内装用汚れ落とし

自作ボードの出来上がりです。

出来上がった自作内張りボードの裏側です。
ポケットの口はゴムで伸び縮みするように
なっていますが
取り付ける際、それを両サイドから
引っ張るようにします。
ゴムの両端にフックがついているので
それを引っ掛ける穴が必要です。

“troubles”/10/24/Tue




歪み知らずの内張りが完成しました!

ウインドウハンドルとドアハンドルの取り付けは
ボードが歪まなくなった分やや大変になりましたが
つけてしまえばがたつく事もなくビシッときまります。

“troubles”/10/24/Tue

BUCK